ドミニカ共和国女子バレーボール代表事前合宿!Vol.3
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こんにちは。
開催前は色々ありましたが、東京オリンピック2020、盛り上がってますね。日本のメダルラッシュに日々大興奮の長野です。
ドミニカ共和国女子バレーボール代表、先日のケニア戦で記念すべき1勝目!グループステージで現在暫定4位。このまま4位以上でグループステージの順位が確定すれば決勝トーナメント進出です。残り1戦、負けられない戦いが待っていますが、是非頑張ってもらいたいですね。
ドミニカ共和国女子バレーボール代表事前合宿の様子をお伝えするのも、今回が3回目。
初回記事では準備の様子を、前回記事ではトレーニングの様子をお伝えしました。
今回のブログではオフショットや、スリーウエルネススタッフとの交流についてご紹介します。
ドミニカ共和国代表、事前合宿サポートスタッフ
岡山市でドミニカ共和国女子バレーボール代表が事前合宿を行うにあたって、岡山市とVリーグに参戦している岡山シーガルズの担当者の方々がサポートスタッフとしてドミニカ共和国代表と行動を共にしていました。
写真はサポートスタッフの皆さん。左から岡山シーガルズ広報の齊藤さん、スペイン語通訳のレオナルドさん(通称レオさん)、岡山市市民生活局スポーツ振興課の後藤室長、ドミニカ共和国セッターのマルテ選手、岡山シーガルズ取締役統括部長の髙田さん、一番右下が今年5月まで岡山シーガルズで選手として活躍され、先日引退を発表した広報の丸山さん。
ちなみにスリーウエルネスが事前合宿のトレーニング施設として選ばれた経緯としては、岡山シーガルズ担当の方が推してくださったことによるものが非常に大きいです。
コロナ禍でのオリンピック。前例がないだけに、岡山市・シーガルズの担当者の方々、受け入れ施設の選定や安全確保、選手のアテンド等、大変苦慮されたと思います。
平時のオリンピックであれば、選手たちは自由に出歩き、欲しいものは自分で買いに行き自分で選ぶこともできます。帯同しているトレーナーも、選手に必要な物品を自分の目で確認できます。しかし、コロナ禍での事前合宿。擦りむいたので傷薬が欲しいと思っても、トレーナーは買いに行くことも叶いません。国際大会にでるアスリート、傷薬といえどもドーピング検査に引っかかるような禁止物質が含まれいる可能性があるものは使えません。
サポートスタッフの方々は、そういった要望にも応え、禁止物質の情報収集・確認を行い、時には通訳のレオさん含め、ドラッグストアを何軒も走り回るなど、選手がオリンピックで最大限のパフォーマンスが行える環境づくりに尽力されていました。
選手たちも思うように動けず、ストレスの溜まるものだったかもしれません。サポートスタッフの方々も本当に大変だったと思います。皆様、本当にお疲れ様でした。
また、一生に一度あるかないかの日本開催でのオリンピック。間接的とはいえ、関わらせていただく機会をいただけたことに感謝・感謝です!ありがとうございました。
スリーウエルネス滞在中オフショット!
OG Wellnessからのプレゼント
岡山市に事前合宿中のドミニカ共和国代表の方々。市民の方々との交流イベントやふれあいが難しく、十分なおもてなしもできない中で、少しでも喜んでいただければ・・・と運営会社OG Wellnessよりノベルティをプレゼントしました。
ノベルティの中身はOG Wellness製猫耳フェイスシールドとホットアイマスク。
このノベルティを使って日本滞在を少しでもリラックス&東京オリンピックで活躍できることを願っています!
理学療法士のセサさん(本名Cesar Villalonaさん)
理学療法士としてドミニカ共和国チームに帯同していたセサさん。
セサさん、理学療法士なのでスリーウエルネスで使用されている物理療法機器や、ケアのためのツールに興味深々。筋膜リリースツールの使い方を知りたいと実際に体験したり、電気治療に関することをスリーウエルネスのトレーナーに色々聞いてきたり。ナショナルチームのトレーナーと接する機会は滅多にないため、スリーウエルネスのトレーナーにとっても、良い刺激となりました。
また、スリーウエルネスではバーベル、プレート、ベンチプレス台にスウェーデン製の「ELEIKO(エレイコ)」というメーカーのものを使っています。
セサさん、何故かこのELEIKOを見て、来館初日から非常にご機嫌。ELEIKOをバックに記念写真をパシャリ。ちなみにこのELEIKOというメーカーの機器、オリンピックのウエイトリフティング種目や、パワーリフティングの国際大会でも使用されています。
なぜそんなにもELEIKOを気に入ってるの?と聞いてみると、セサさん、ドミニカ共和国の元ウエイトリフティング代表選手・・・オリンピアンでした!現役時代はELEIKOをよく使っていたので、ELEIKOが置いてあるのを見て、嬉しかったそうです。
そんな中でもセサさんに特に気に入っていただけたのが、下の写真でも使っている持ち運び可能な折り畳み施術ベッド。このベッド、スリーウエルネスでは、外で行われるイベントに持っていったり、トレーニング中、施術室までの移動時間節約のためにトレーニングエリア内で使用したりといった使い方をしてます。確かに重宝しています。ドミニカでは同様の折り畳みベッドは売っていないらしく、日本のどこに行けば買えるの?いくらくらいするものなの?と非常に興味を持たれていました。世界を又にかけ、ナショナルチームに帯同するコーチやトレーナーにとって、ストレッチやマッサージを場所を選ばずに実施できる折り畳みベッドは、非常に便利なグッズなんですね。
母国からの激励
日々東京オリンピックへ向けトレーニングに励むドミニカ共和国代表選手。ある日、トレーニング中、選手たちがキャプテンのリベラ選手の前に集まって盛り上がってました。
通訳のレオさんに何事か聞くと、「駐日ドミニカ共和国大使から激励みたいだよ」とのこと。地球の真裏からやってきたドミニカ共和国代表選手。やはり、母国からの励ましは嬉しいですよね。
ちなみにドミニカ共和国大使館のFacebookにその時の様子が上がってました!
ドミニカ共和国大使館Facebookはこちら
https://www.facebook.com/embadomjp
ささやかながら激励のセレモニー
7月12日~7月20日までのスリーウエルネスでの事前合宿トレーニング最終日。
翌21日には東京、オリンピック選手村へ旅立つ選手たちへスリーウエルネスから激励の意味を込めたささやかなセレモニーを開きました。
こちらスリーウエルネススタッフが作った折り紙メダル。一つ一つにスペイン語と日本語でオリンピックの活躍を祈ってメッセージを加えました。
また、こちらもスタッフが自由に出歩けない選手たちが少しでも日本らしさを感じてもらえればと、一つ一つ丁寧に折った折り紙。着物の形をしているものは和紙で折ったしおり。折り鶴と手裏剣も入ってます。
気持ちばかりのプレゼントでしたが、大変喜んでいただけ、ドミニカ共和国代表選手・スタッフ、メダルをかけて揃って記念撮影。
最後にもう1つ。セサさんが欲しがっていた折り畳み施術ベッド、ドミニカ共和国代表が東京オリンピック万全の状態で戦えるように、身体のケアをいつでも行えるように、スリーウエルネスからプレゼント!もちろん新品を手配しました!
ベッドの裏にはスリーウエルネススタッフから東京オリンピックへ向けての激励のメッセージ付き。あと、施術を行う時には大きめのバスタオルを使用することが多いので、セサさんにお気に入りELEIKOのバスタオルをこっそりプレゼント。
セサさんとっても良い笑顔!
ドミニカ共和国代表からもサプライズでスリーウエルネスにプレゼントをいただきました!
ドミニカ共和国代表全員のサイン入りユニフォーム!
ちなみに背番号14番はキャプテンで開会式に旗手を務めたリベラ選手のものです。
いざ東京オリンピックへ!
いよいよドミニカ共和国代表がスリーウエルネスから去る時。
お見送りには少人数ながら、その時間帯出勤していたスタッフ全員で。
ずっと同行されていた岡山市の担当者後藤さんに、「スリーウエルネスにいる時が、彼女たち一番リラックスしていました。」とおっしゃっていただきました。
スリーウエルネスでの事前合宿が、女子バレーボールドミニカ共和国代表の力になれていれば幸いです。
先日までスリーウエルネスでトレーニングをしていた選手たち。今はオリンピック会場でバレーボールの試合に臨んでいます。受け入れ当初は正直、『これも何かの縁だから、ドミニカ共和国、応援しとこうかな』程度の感覚だったのですが、全員の顔と名前を覚え、日頃の陽気な彼女たちのトレーニングやリラックスした様子を見るうち、気づけばすっかりファンになっていました。
そんな『ドミニカ共和国―日本』の予選リーグの試合がいよいよ本日、2021年8月2日(月)19:40~。
皆さんテレビやスマホ、PCの前からぜひ応援しましょう!
Buena suerte republica dominicana!(がんばれドミニカ共和国!)
スリーウエルネス 長野
おまけ
スリーウエルネスでの事前合宿中の様子を選手たちがSNSやInstagramにアップしてくれてました。いくつかご紹介します。
また、選手たちのInstagramアカウントをご紹介します。
皆さん是非フォローしてくださいね!