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トレーニング&ケア

2021.07.21

東京五輪ドミニカ共和国女子バレーボール代表事前合宿!

こんにちは。スリーウエルネスの長野です。

いよいよ東京オリンピックが始まりますね。コロナ禍で開催も危ぶまれ、有観客?無観客?など紆余曲折を経て、ようやく開催に漕ぎつけました。オリンピックをやるからには参加するアスリートには悔いなく全力で競技に臨んでほしいですね。

そんな中、2021年7月11日~7月20日まで東京オリンピックに参加するドミニカ共和国女子バレーボールナショナルチームが岡山市で事前合宿を行いました。

スリーウエルネスではドミニカ共和国女子バレーボールナショナルチームが岡山市滞在期間中にトレーニングを実施する施設として、微力ながら東京オリンピックへ向けて、最終調整をサポートさせていただきました。

ドミニカ共和国ってどんな国?

ところでドミニカ共和国ってどんな国かご存知ですか?そんな問いを投げかける私も、恥ずかしながら、『中米にある温暖な島国?野球が強い?』程度の認識しかなく、今回ドミニカ共和国代表選手がスリーウエルネスを利用すると決定したのち、慌てて調べることになりました。

ドミニカ共和国(Dominican Republic)

ドミニカ共和国国旗
ドミニカ共和国位置
バンデーラ

【公用語】
スペイン語

【位置】
カリブ海に浮かぶ島々のなかで二番目に大きいイスパニョーラ島の東側約3分の2を占めており、西側にはハイチ共和国があります。日本からの直行便はなく、米国もしくはメキシコ経由のフライトの利用が一般的です。いずれのルートでも、乗継時間を合わせると日本からは20時間以上かかります。日本との時差はマイナス13時間で、昼夜が逆転しています。

【国土・人口・気候】
面積は日本の九州よりも少し広く、そこに約1千万人が暮らしています。標高3,000mを超える山脈、「黄金の土地」と名付けられたほど肥沃なシバオ平野、コロンブスが世界で最も綺麗な風景と絶賛したエンリキージョ湖など自然豊かな大地が広がっています。気候は熱帯のサバナ気候に分類され、港町の首都サントドミンゴでは一年を通して蒸し暑い日が多いのですが、高地に位置する街では比較的過ごしやすい気候になっています。

【スポーツ】

ドミニカ共和国では野球が人気のスポーツ。第3回WBCで優勝するなど、メジャーリーグにも多くのドミニカ共和国出身選手が活躍しており、広島東洋カープが1990年に建設した日本球界史上初のアカデミーがあります。ちなみにバレーボールも野球の次くらいに人気のあるスポーツだそうです。

【食文化】
ドミニカ共和国の食文化は、ヨーロッパ、アフリカ、先住民をはじめ、多種多様な民族文化の組み合わせによって、世界でも類をみない独特の風味を生み出しています。「バンデーラ(旗)」は、白米に牛(鶏)肉、アビチュエラという赤い豆のスープをかけ、国旗の色を配した伝統料理です。また茹でたバナナをすり潰し、素揚げした豚の皮とまぜる「モフォンゴ」や、7種の肉と野菜を一緒に煮込んだ「サンコチャード」は、ドミニカ共和国グルメの定番となっています。

(画像出典:外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/dominican_r/index.htm

カリブ海の島国、南国、野球、私のおおまかなイメージは間違ってはいませんでしたが、ネットで「ドミニカ共和国」と検索すると私の知らなかった情報がたくさん。南国のビーチや中世を感じさせる街並み・建物など、映えそうな画像・画像・画像・・・。首都のサントドミンゴにはコロンブスがアメリカ大陸を発見したあと、スペインによって作られた街並みが今でも多く残されており、カリブ海の国では珍しい欧風の街並みの旧市街と現代風建築の新市街とに分かれ、対照的な2つの顔を持ち合わせているそうです。コロナ禍が終息したら、ぜひ一度は訪れてみたいですね。

ドミニカ代表がやってくる!

話は戻って、ドミニカ共和国代表の事前合宿です。

感染症対策

このコロナ禍で、ナショナルチームの代表合宿受け入れは急遽決まりました。スリーウエルネスとして、感染予防対策は万全を期してきましたが、普段はパーソナルトレーニングのお客様がメイン。多人数の人が同時に来館し、トレーニングするということは少なく、これまで以上に徹底した感染予防対策を実施しました。

◆アルコール消毒◆
入館時に手指の消毒・検温はこれまでも全ての来館者の方にお願いしていましたが、各トレーニングエリアや機器に設置しているアルコールスプレーボトルの数を増やし、利用される方がよりこまめに手指の消毒、使用後の機器の消毒が行えるよう準備。


また、トレーニングの前後のアルコール消毒を徹底。ナショナルチームの方々も、一般のお客様も安心してご利用いただけるよう、これまで以上に消毒回数を増やし、スタッフ総出でトレーニング後の消毒を実施しました。

◆一般のお客様との時間帯の住み分け◆
スリーウエルネスでは、代表選手を受け入れていた期間も、通常通り営業していました。そのため、ドミニカ共和国代表の選手・スタッフが来館される時間帯と一般のトレーニング利用のお客様との利用時間帯が被らないよう調整。ドミニカ共和国代表の方々が接触する可能性のある人数を可能な限り減らせるよう配慮しました。
本来であれば、地域の皆さんの声援を受け、交流を深め、イベントに参加し・・・とたくさんの人に囲まれるであろう代表選手たち。このコロナ禍で残念ながらイベントは中止となり、地域の皆さんとの交流を持っていただくことは難しかったのですが、オリンピック本番で悔いなく戦っていただくために、安全を最優先させていただきました。

◆PCR検査◆
これはスリーウエルネスで実施したことではありませんが、ドミニカ共和国代表選手・スタッフの方々は毎朝、宿泊先でPCR検査を実施、陰性であることを確認しトレーニングに来館されていました。
岡山市の担当者の方も毎日同行され、選手たちのサポートと共に、私共のように受け入れを行なった施設に安全へのご配慮やご助力いただき、非常に有難かったです。

お出迎え

いざ、ドミニカ共和国女子バレーボールナショナルチームがやってくる!となったとき、どうやってお出迎えしよう?この時勢だから大人数は無理だよね?国旗はどこに売ってる?今から買って間に合う?歓迎を示したいけど、言語はなんだっけ?などコロナ禍ならでは(コロナ禍ではなくても?)の問題に直面。
急遽決まった受け入れとはいえ、感染症対策とお客様との調整に追われ、歓迎にまで手も頭も回っていませんでした。

そんな中、スタッフの一人が偶然にもドミニカ共和国の国旗を手に入れることができ、ささやかながらエントランスにできた歓迎のメッセージがこちら。

国旗とメッセージのみの、非常にシンプルな歓迎だったのですが、ドミニカ共和国代表選手・スタッフは非常に喜んでくださり、メッセージの前で思い思いに記念撮影。

コロナ禍でホテルとトレーニング施設、体育館の往復だけで、ストレスの溜まる事前合宿だったと思いますが、そんな中でも常にに明るく、笑顔で、陽気なドミニカ共和国女子バレーボールナショナルチーム。そんな彼女たちのトレーニングの様子は次のブログで紹介します!

いよいよ始まる東京オリンピック。
ドミニカ共和国女子バレーボールナショナルチームの活躍、躍進をスリーウエルネスは全力で応援します!

スリーウエルネス 長野

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