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トレーニング&ケア

2021.03.10

腰痛の原因と予防(前編)

みなさん、こんにちは。
『スリーウエルネス』パーソナルトレーナーで柔道整復師の大塚です。

肩凝りに勝るとも劣らず、痛みや不調の症状を訴える人が多いのが、腰痛症です。
「何年も腰痛と付き合ってきた」「痛くて眠れない」など程度の差はあれど、腰痛症に悩まされてきた人が多いのではないでしょうか。

厚生労働省の『国民生活基礎調査(平成28年)』によると、日本の“腰痛持ち”は約2800万人といわれています。全人口の3割近くを占めるとあれば、もはや国民病と言っても過言ではないでしょう。

それもそのはず、この腰痛症を引き起こす原因は実にさまざま。
主には不良姿勢や筋力低下、股関節の柔軟性低下などがあげられますが、職業や生活習慣、ストレスなどに起因するケースも多く、私たちの暮らしの仕事や家事、育児、介護などあらゆるところに発症因子が潜んでいるのです。 なかでも中腰姿勢で作業をする介護職や立ちっぱなしの接客業、座りっぱなしのデスクワーカーの方たちは、体の一部に偏って負担がかかってしまいがちで、特に発症リスクが大きいといえます。

日ごろの何気ない動作・姿勢が腰痛症発症のきっかけに

だからといって、日頃から長時間、同一の姿勢になることを避けていれば、腰痛の発症・悪化を避けられるかというと、そうとも言い切れません。

もともと人間の祖先は4足歩行で、骨格や筋肉もそれに適した造りになっていました。
進化の過程で2足歩行となり、それに伴って骨格も変化しましたが、その進化があまりに急速だったため、骨盤は依然30度ほど前傾。
不安定な骨盤の上で上半身を支えなければならないため、必然的に腰椎に大きな負荷がかかるようになっているのです。そのためか腰椎は人体にあるさまざまな器官の中でも老化が早く、20歳を過ぎるころには老化ははじまるとされています。

腰痛症を発症する代表的な疾患には「腰部脊柱管狭窄症」や「腰椎椎間板ヘルニア」などがあります。これらの疾患も老化に伴う腰椎や椎間板の変性が原因となるほか、筋力低下、肥満、柔軟性不足なども原因として考えられます。
このように老化に伴う椎間板の変性やその他さまざまな原因によって、誰しも、いつ何時、より激しい腰痛に襲われるか分からないのです。
さらに厄介なのは、しびれや麻痺といった神経系の症状が出てしまうと、後遺症が残ってしまいかねないこと。そうなると、運動はおろか、日常の家事や散歩も自由にできなくなり、特に高齢の場合は、引きこもりや寝たきりのきっかけにもなり得ます。

とはいえ「日々の仕事や家事、育児、介護などあらゆるところに潜む」腰痛リスクを完全に排除することは難しいでしょう。職種のみが原因であれば、人によっては転職で解消することも可能かもしれませんが、家事や育児、介護など、決して避けることのできないものもあるはずです。

では、何ができるのかというと、ご自身の骨格・体格・姿勢や日常行動に応じた予防・改善策を見つけるほかありません。最大のリスクが筋肉量の不足なのであれば筋力トレーニングを、柔軟性や関節可動域に課題があればそれに適したストレッチを、そもそも明らかに体重過多で腰に負担がかかっているのであればまずは減量に取り組む、といったように。もちろん、現時点で症状がない場合は、自分の課題を明確に見極めることは難しいでしょう。

姿勢評価測定

そのため、『スリーウエルネス』では、体組成測定機器や姿勢測定機器を用いるなどして一人ひとりの“弱点”を洗い出し、生活習慣や食習慣なども判断材料にしながら一人ひとりに最適なトレーニングやストレッチを提案。腰痛症の発症リスクを最小限にするための理想の体づくりをサポートしています。

後編ではそんな『スリーウエルネス』での腰痛対策プログラムについて、簡単にできるホームトレーニングとともにご紹介します。

大塚博生(柔道整復師)

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