事例:脳梗塞後遺症
60代男性/左片麻痺 発症後3年半経過
屋外歩行で足がスムーズに前に出せるようになりたい。段差や階段、床からの立ち上がりが困らずスムーズにできるようになりたい。犬の散歩ができるようになりたい。
年代 | 60代 |
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疾患名 | 右脳梗塞 |
麻痺の状態(BRS) | 上肢 Ⅲ~Ⅳの一部 下肢 Ⅲ 手指 Ⅲ ⇒左片麻痺中等度 |
Sensory | 表在感覚 中等度鈍麻 痺れ(+) 深部感覚 重度鈍麻 ⇒感覚障害重度 |
姿勢 | 座位、立位とも体が右側に傾きあるが、保持可能 |
トレーニング方針・経過
ご利用までの経緯
3年半前に発症。病院を退院した後にリハビリできる施設が見つからず、ネットで検索した際、当施設の事を知り、見学、体験後入会。
トレーニング方針・経過
3年前に比べ、床からの立ち上がりはスムーズにできるようになった。現在は屋外歩行が長距離おこなえるように持久力の向上や歩行の安定性の向上を目標にトレーニングを続けている。
トレーニング頻度 週1回90分
60分トレーニング
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step 01
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15分
マット上での関節可動域訓練
予備運動として、関節を動かすことで、その後のトレーニング効果を高めます。
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step 02
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20分
マット上での筋力トレーニング・バランス訓練
マット上での筋力トレーニング、また膝立ちでのバランス訓練をおこないます。
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step 03
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15分
平行棒で筋力強化運動、バランス運動
安全のため、平行棒の前に立ち下肢の筋力強化とバランス訓練をおこないます。
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step 04
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10分
歩行練習
実際に生活をしている自宅内などを想定し、杖なし、装具なしでの歩行訓練をおこないます。
30分ケア
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step 01
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30分
柔道整復師による施術
日常生活やトレーニングにより固くなった筋肉をほぐし、疲れを残さないようケアをおこないます。
使用機器・実施内容
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スポーツマッサージ・ストレッチ
プログラム(会員用)料金 年会費は不要です
※価格は全て税込表示です
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担当トレーナーのコメント
理学療法士
末廣 絵里子 SUEHIRO ERIKO
発症して3年半、常に高いモチベーションでトレーニングに取り組まれています。屋外歩行時の歩きやすさの改善、高い段差や床からの立ち座りなど応用的で日常生活に必要な動作を安全におこなえるよう、機能強化運動や動作練習を継続しています。お仕事の場面や外出先でも動作がスムーズになってきました。